W650で行く。四国、九州ツーリング 3日目 その2 知覧特攻平和会館

阿蘇から鹿児島の知覧に向けて移動

高速走ればすぐでしょ!とたかをくくっていたのですが

本当に遠かった、九州をなめてた(汗)

SAで缶コーヒーを飲んでトイレ行って休憩は最小限に抑えて必死で走る。

W650の高速走行は4気筒エンジンのGPZ900Rとは違ってやや苦痛が伴う

エンジンの振動がハンドルからシートから伝わって来る

37度を超える気温とアスファルトの照り返し、太陽は頭上でギラギラと輝き、そしてエンジンの振動

これらが僕の体力を徐々に奪っていき1時間、2時間と走ってるうちに朦朧とするときもあった。


そんなこんなでなんとか知覧特攻平和会館に到着

http://www.chiran-tokkou.jp/

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%A5%E8%A6%A7%E7%89%B9%E6%94%BB%E5%B9%B3%E5%92%8C%E4%BC%9A%E9%A4%A8

阿蘇を10時に出発して3時間、13時すぎぐらいだったと思う。

遠かった・・・

館内は写真撮影禁止だったので写真はありません。


館内には実物の海軍の零式や陸軍の疾風や隼が展示してあってちょっと驚く

今も元気なのですが私の祖父はかつて陸軍の戦闘機乗り特別操縦見習士官、通称「特操」でした。

逢うたびに戦争当時の事を聞かせてもらっています。

祖父は、というか、戦争経験者は当時のことを語りたがろうとしません。

でも私は、少し嫌がる祖父の気持ちは理解した上で

どうしても当時の事をキレイ事抜きで正確に聞いておきたいと考えて沢山質問しています。

その祖父との話した事を思い出しながら展示品をみてまわりました。


隼、疾風の機体を見ている時(祖父がどうゆう思いでこのコクピットに座っていたのか・・・)と考えたり

数々の遺書を見て回り・・・

「お母さん、元気で征きます!僕が散ったら決して悲しまず、良くやった!と沢山褒めてください!」

こんなような遺書を見ているとこらえきれなくなりました。



その後、15時頃に知覧特攻平和会館を出て、セミがミンミンと鳴き

併設された平和の鐘を沢山の人が鳴らし、ゴーン・・・ゴーン・・・と鳴る中

すぐそばの特攻平和観音に行き手を合わせました。

どうしても8月15日の終戦記念日にここ知覧特攻平和会館に来たかったのでスッキリしました。

青空の下で日の丸が半旗でたなびいていました。



気づくと15:30になっており、そろそろ寝床探しをしないといけない

九州キャンプ場マップを地べたに座り込んで近くのキャンプ場を検索

15分ほどで着きそうな岩屋公園キャンプ場に決定し電話をかけた

http://www.iwayacamp.com/

持込テント場が1つなら空いているとの事で押さえておいてもらう。

昨日はお風呂に入っていないので気持ちが悪い!

キャンプ場の前に銭湯へ

ふれあいセンターわくわく川辺という温泉に行き、体の汚れを落とす

http://www.city.minamikyushu.lg.jp/cgi-bin/hpViewContent.cgi?pID=20071121153055

休憩室でコーヒーを飲んでボーっとしていると来る人が全員顔見知りのようで

(地元に愛されてる温泉なんだな)と関心した。


スーパーで今夜の食料とお酒を買って岩屋公園キャンプ場へ

このキャンプ場すばらしく居心地のいいキャンプ場

テントを張ってから一人宴の開始

今夜のおつまみは鳥のタタキ。

この日は月が綺麗で気の早い秋の虫が鳴いていたので秋がきたような錯覚がした。

小説を少しだけよんで、気がつけばまた寝ていました。









つづく



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