木曽駒ヶ岳へ テント場でのんびり、ゆったり その5 (最終話)

昨日は夕方の18時ぐらいに寝たような気がする

夜中の1時に目が覚めてトイレに行こうとテントを出た

まるでクリームシチューに飛び込んだような濃密な霧がでていて

トイレに向かうのも難しいぐらいだった。

「ご来光は多分ムリだな・・・」

そんな事を思いながらテントに戻って再度眠りに着いた。


朝3時頃

出発時間は4時だけど3時に目が冴えてしまった

テントの中で余った食材を思い出したので、ついでなので朝食作りを開始

ビーリーフとパプリカでサラダを作った

以前にビクトリノックスのナイフが切れ味が悪くなったので

市販の砥石を買ってきてシャープニングしたんだけどメチャクチャ切れて怖い・・・

バゲットはマヨネーズで両面を焼いてレトルトのビーフシチューをすくって食べた。



4時になるとみんなノソノソと起きてきたので、昨日も行った木曽駒ヶ岳山頂へ向かう。

夜中に見た強烈なガスでは無くなっている

(これは御来光を見ることが出来るかもしれない・・・) そう思った。


しばし御来光を待つもだんだんガスってくる

雲に切れ間が出来た時に太陽が顔を出した。

西側の景色をみるとまだ暗い

一斉に朝日に照らされるテント達、目覚めの時、鳥達が一斉にさえずり始める



この瞬間がたまらない

山をやってて良かったなと思える

景色を楽しみながらバーナーで熱いコーヒーをすすった。




十分に満足したところでテントを回収し千畳敷カールへ引き返す事となった

帰る途中に昨日ガスで登らなかった宝剣岳を登る事とする

傾斜がキツい

振り返ると・・・

おおぅ

結構な高度感

↑このトラバースポイントだけがちょっと危険です。

ここを超えれば宝剣岳山頂なので友人と記念撮影して渋滞を作らないためにも

すぐに引き返しました。


もう寄るところもないので千畳敷カールを目指すだけ

しばらく歩いていると

見えました、千畳敷カール駅

あとはロープウェイとバスを使って下るだけ。

簡単お手軽な木曽駒ヶ岳登山でした。


ただ、私達の一日後に入山した海外の方たちが遭難し数名が亡くなられたそうです

木曽駒ヶ岳は危険箇所などはありませんでしたが

標高2600m〜3000mの山です。

真夏でも夜になると気温は10℃を下回ります

普段の真夏の気温に慣れている体では冬のような寒さに感じました。

しっかりと十分な装備を準備し、山行計画書を提出して登って下さいね。

良い山行を!



おしまい







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