2013→2014 年越し台湾ツーリング 1月1日 その4-2 宜蘭の夜

「あっ!おい!」

叫んでも声が届くわけでもなく、バイク二台はみるみる車に気づかずに近づいていく

前を走っていたスクーターがとっさに気づき急ブレーキした

本当にギリギリだったので いけるか!? と思ったら何とか止まった

と、思ったら後ろのスクーターが前のスクーターにドーン!!

ガッシャ!!!

と、すごく嫌な音がなった

コケるかと思ったが二台ともにコケず。

少し前に交わして振り返り 「Are you OK!?」 と聞くと

こっちを向いて笑顔で「OK!OK!」と返事があって、気にせず行ってくださいみたいなジェスチャー

体全体を見渡し、特に怪我もなさそうだし何より笑ってる(笑)

日本人の僕がこれ以上、彼らにしてあげれる事も無さそうなのでしばらく見てから出発した。


タロコ渓谷の入り口に戻り、台北に向けて東海岸を北上する

途中で清水断壁にさしかかり撮影

すごく綺麗。

逆に道は落石あり、道がぽっかり無くなってるとこありで恐いけど

何度も何度も補修工事をしているが基本的に崩れた道路をいくら補修しても意味がない気がする

道路の下の壁、その側面が雨で削られれば足元が不安定になって上の道路が崩壊するんじゃないかな?
法面保護しないといつまでたっても 道路崩壊→補修 のサイクルから抜けれないじゃないのかな?
と、土木の素人が偉そうに考えながら走っていた。

まぁ、なんかしらの理由があるんだろう・・・




だんだん宜蘭に近づいてきた、バイクの数が多い

台湾でも新正月の元旦は祝日なのでみんな仕事は休み、若者達が自慢のスクーターに乗って楽しんでいる

途中で駅に立ち寄って缶コーヒーを飲んで休憩したり

景色のいい、高台から港を見たり

少しずつ走っていると宜蘭に入った

時間は16時

まだ宿は決まっていない

ホステルワールドでホステルを探しても宜蘭のホステルは数が少ないし、予約で埋まっていた。

こうなると宜蘭の街に行ってホテル探すしかない

とりあえず宜蘭駅まで行こう

で、駅に到着

ここ、宜蘭駅も1919年に日本統治時代に建てたれた。

名残を少し残しているような気もするが実際はほとんどリフォームされているんだろうな・・・建てられた当時の写真をネットで見てみると似てるようだけど規模が全然大きくなっている。

細部をじっくりと見物



そうすると宜蘭駅の右端の方に今は使われていない交番のようなものがあった



これこそオリジナルじゃないだろうか?

なにやら政府お墨付きの歴史建築物の札が付けられていた


あ、そうだ、寝床まだ探してない!と思い出して駅前をスクーターでふらつく

一件一件ホテルに入っていき「空いていますか?」と聞いてみると安宿はほとんど空いている

「一泊600元だ」と手渡したノートに台湾語で書いて ”安いだろう?” みたいな顔をしているオーナーに「先に部屋見せて!」とお願いする

見にいくとお風呂のタイルは崩壊して鉄筋が見えてたり、壁がカビてたりして不潔環境余裕!の僕でも「こりゃやべぇ・・・」と思ってしまった

「ごめんね・・・また今度!再見!」と外にでて (もう、良いホテルに泊まるか) と思いつつも目の前にも安宿があった

(ここが最後)とそのホテルに伺ってそこでも部屋を見せてもらう事にした。

オーナーのオバサンにルームキーを渡されて、「勝手にみてきて」と3階の一番奥の部屋に向かって歩いて行く

途中の部屋の扉が開いていて(ん?)とかって思っていると急に若い女性が出てきてぶつかりそうになった

お互いに「わぁ!!」といったあとに「アイム・ソーリー」と言った

笑いながら英語で「お化けかと思った!」と言われたので「僕がお化けってこと?それひどくない?」っていうと「そうね、ゴメンゴメン」とまた笑った

彼女はこのホテルのスタッフさんでベッドメイキングをしていたみたい

「いまどの部屋空いてるの?」と聞くと310と311が空いてるって言うので両方見せてもらった

311が比較的綺麗だったので「ありがとう!」と言ってオーナーのところに戻って311の部屋をお願いした。

シャワーを浴びて、着替えて、近くの夜市に晩御飯へ

[

途中で台湾人の酔っぱらいのおじさんに何故か目があった瞬間に「おいこらぁー、日本人まてー」と軽く追いかけられましたがスタスタ歩いて行くとあっさり逃げ切れました(笑)

悪い人ってより、ただちょっと酔っ払いすぎただけっぽかったです

台湾人の友人が「日本人はちょっと顔をみたら分かる」と言っていたが酔っぱらいの人と一言も喋ってないのに見分けられるのはちょっと以外だったな・・・



牡蠣のお好み焼きと餃子を食べ、ホテルに戻る前に日本統治時代に使われてた武器庫?みないなところを見物

今や改装されてカフェになっている

台湾ではこういった日本統治時代の建物をリフォームしてそのまま飲食店にするのが流行っているらしい

どういう理由であれそういった建物が残っているのは嬉しいなと感じた



部屋に戻ってベッドにバタン・・・・

おやすみなさい。


本日のの走行距離、約180キロ

大きな地図で見る




・・・つづく






ブログランキングに参加してます。

下のランキングバナーを一日一回ポチってくれるとランキングに反映される仕組みになってるみたいです。

励みになりますので良かったらお願いしますm(__)m。

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


人気ブログランキングへ